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シグマのartレンズ105mmも買ってしまったよ~ [カメラ]

EOS R買って星野写真撮るのは良いけど星野写真用の良いレンズを
所有してない。で新に購入したいのだが中度半端な性能のレンズを
買って後で後悔したくないので金がない中、思い切ってシグマの
artシリーズのレンズ105mm F1.4 DG HSM [キヤノン用]を選択したの
だった。それが届いていてその大きさにビックリ。予想はしていたが
実物で大きさを実感した。このレンズ、高性能を追及したらこの
大きさと重さになっちゃいました的レンズなのであります。
とりあえず、GP2赤道儀に取り付けてみる。
sigma105mm.jpg

このレンズにはアルカスイス規格の着脱式三脚座が標準付属していて
三脚座部分に3/8インチネジが切ってあるので3/8インチネジの雲台に
取り付けるのも可能だが何しろ重量があるのでレンズを向ける方向に
よりバランスを崩して回転してしまう可能性がありこの方法は
お勧めできない。より確実に固定するには2点止めのアルカスイス規格
クランプ台座を使う必要があると思いアマゾン地方探索の結果、
MENGSのCL-70Nという2点止め可能な台座を見つけポチッたのあった。
これ結構しっかりした作りになっていてお勧めだよ。
CL-70N.jpg

せっかく赤道儀に組み付けたので外の景色をこのレンズで撮ってみる。
test105mm.jpg

IR改造してあるがカスタムホワイトバランスを利用することで
厳密なカラーバランスを要求しなければ一般写真も十分に撮影
可能だと思う写り具合だ。心配したIRフィルターの光の入射角が
中心と周辺で異なることによる色ムラが見られないのは良かった。
これで4月27日からの10連休に天の川撮りまくるのが楽しみだ。



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EOS Rを買ってしまったよ~ その7(ファーストライト?!) [カメラ]

 4月4日にハヤタカメラ・ラボに依頼していたEOS RのIR改造が
完了し返送されてきたて5日夜晴れそうだったのでファーストライトを
兼ねて小石原に行ったのだった。現地到着したら良く晴れていて
早速、C14をセットアップし、系外星雲でも撮ろうとしてピント合わせを
していたらピント合わせした星が踊るポンポリン状態で久しぶりに
こんな悪いシーイングの夜にぶち当たってしまった。おまけに風も
吹き始めていて、こんな時にC14による長焦点撮影してもボケボケ星像に
しかならないのでC14は撤去し200mmレンズと50mmレンズ
で撮るシステムに組み替えたのだった。がしかし時は春、これらレンズで
撮って見栄えが良さそうなそうな冬の星座は西の光害地帯にあり、
夜半過ぎにさそり座頭部が上がってくるのを待って撮っていたら
ガスってきて撤収してしまったのだった。結局、皆様にお見せできる
ような作例は50mmレンズで撮った北斗七星くらいになって
しまった。
北斗七星20190405.jpg

撮影日:2019年4月5日
撮影時刻:23時24分〜、2分露出×3コマ 
撮影地:福岡県、東峰村、小石原焼き伝統産業会館駐車場
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G F4に絞る
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造) ISO1600

 北斗七星でこんなに微光星が写っていてビックリ、ミザール付近を
ステラナビゲーターで調べたら11等星まで写っていた。
ファーストライトとしては不満足だがこれからこれで夏の天の川を
撮るのが楽しみになった。


タグ:EOS R
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EOS Rを買ってしまったよ~ その6 [カメラ]

 EOS Rを買って次なる問題。長時間露光するためカメラの
バッテリー容量が不足することだ。従来ならモバイルバッテリー→
AC100Vインバーター→ACアダプター→カメラとなるのだが
アマゾン地方を探索するとUSB端子給電のアダプターを発見。
P-adapter.jpg

新バージョンACK-E6デュアルUSB電源ケーブル、DR-E6 DCカプラ(完全デコード)
交換用LP-E6バッテリー Canon EOS 5D Mark II、 5D Mark III、 5DS、 5DS R、
6D、 60D、 60DA、 7D、 70D、 80D適用
ご注意:ご利用するモバイルバッテリーは出力の電流が2A、2A以上を
ご確認お願いします。たとえば、モバイルバッテリー容量は10000mAh
ですけど、出力の電流が2Aより低いと、依然として、カメラの運転を
サポートできません。さらにカメラの作業時間はモバイルバッテリーの
容量と関係があります。容量が大きいほど、カメラの作業時間が
長くなります。

EOS Rが適用に入っていなかったが問題なく使えた。ご注意にあるように
カメラのシャッターを切る瞬間に2A前後の電流が流れるので非力な
モバイルバッテリーだとカメラを駆動できない可能性があるが私の所有
するモバイルバッテリー、スゴイバッテリーやSUAOKI400Whは
大容量だから問題なく使用できた。これで後はIRフィルターの改造に
出して戻ってくれば本格的に天体写真が撮れる予定だ。




タグ:EOS R
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EOS Rを買ってしまったよ~ その5 [カメラ]

 3月4日のGPV様の夜のご託宣は20時以降快晴というものだった。
最近、昼間は天気良くても夜には曇るパターンで変化が激しかった。
今回は逆に夜、晴れるパターンになってこの機を逃したら今月の新月期の
星撮りはだめかもしれないと思い、GPV様のご託宣を信じて
小石原へ星撮り出撃したのであった。途中、篠栗あたりで雨が
降ってきたりしてGPV様は雨が降るなんてご託宣の中になかったけど
ここまで来たらだめ元だと行き続けたのであった。現地到着時には
晴れ間が出始め、機材設置完了時には快晴になった。でこの時、
ノートPCを車に積むのを忘れているのに気づいて一瞬
頭が真っ白になった。ガーン、ノートPCがないと天体の自動導入が
できない。がーしかし無我宇宙さんはこの道うん十年のベテランなのだ。
天体の自動導入なんてなかったころから活動していて、星図と
ファインダーをにらめっこしながら手動導入してきた経験の持ち主
なのである。今回は幸いにも簡易星図があったので目標天体の
近くの2等星からの経度差、緯度差を求め、赤道儀の目盛り環を
使って割合短時間で導入成功した。以後天気に恵まれ順調に撮影
できた。ここからが本題、最後にSony α7SとEOS Rとで同じ
天体を撮って写り具合の比較を行ってみた。まずはα7SのJPEG
画像、
N3718-A7S.jpg

ISO:6400,露出3分、高感度ノイズ処理:なし
画像処理:リサイズのみ
次にEOS Rに換装してEOS RのJPEG画像、
N3718-EOSR.jpg

ISO:6400,露出3分、高感度ノイズ処理:なし
画像処理:リサイズのみ
EOS Rのピントがズレているのはα7Sのマウントアダプター内に
IDAS HEUIB-ⅡフィルターがあるのにEOS Rにはないために
光路長に差があってそのまま換装してしまったからでご愛敬と
軽く流してほしい。色合いの違いはα7SがIR改造しているからで
写り自体はα7Sのほうが若干ザラツキ感がある印象だ。
つぎにRAWで比較してみよう。ただし、EOS Rはまだステライメージの
サポート機種に入っていないためEOS RのRAWはCanon Digital Photo
Professional 4のデフォルト設定でTIFFに変換してステライメージ8に
読み込んでいるので厳密な同一ソフトでのRAW現像ではないことを
ことわっておく。中央部分を拡大して比較すると
A7S-EOSR-1.JPG

            左:α7S     右:EOS R
差がわかりずらいのでレベル調整で両方同じ強調処理してみると
A7S-EOSR-2.JPG

α7SではR画素の小石ごろごろノイズに対してEOS Rは不規則な
R画素の色ムラノイズというふうに見える。この結果の見て
EOS Rの天体写真適性を論ずるのは早計だと思うが少なくとも
悪くないという印象を得た。それにしてもステライメージ8での
EOS Rの機種サポート早くしてほしいものだ。アストロアーツさん
頼みますよ。



タグ:EOS R
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EOS Rを買ってしまったよ~ その4 [カメラ]

 次はEOS Rで撮った天体写真を現場でピントや構図の確認の
ためにPCに転送する方法の問題だ。一番確実な方法はUSB接続する
ことだがSony α7sではカメラ側のUSB端子がタイマーリモート
コントローラー(TRC)と共用なため利用できず、WiFiではWiFi
ルーターが必要で子機どうしの通信をサポートしておらず、結局
PQIのメモリ内蔵WiFi SDカードを使ってPCに転送していた。
EOS Rでは幸いにもUSB端子とTRC端子が共用ではないが
最新の機種らしくUSB端子がタイプCになっておりさらに付属のUSB
ケーブルも両端タイプC端子になっていて私のPCには使えない。
しかたなくヨドバシでタイプC→タイプA変換アダプターを探したが
売ってなくて2mの片側タイプA、反対側タイプCのUSBケーブルを
購入した。その後、EOS RのWiFi機能を確認したらSony α7sと
違って子機同士の通信をサポートしておりUSBケーブルと接続するのと
同じことが無線でできることがわかってさすが最新機種だと
感心しちゃったのだ。感心しちゃったついでにEOS KissDX時代の
EOSユーティリティから今のEOSユーティリティは格段に進歩して
いてさらに感心した。
EOS_Utility.JPG

EOS KissDX時代のEOSユーティリティはカメラ設定変更と
シャッター機能くらいしかなかったが最新のEOSユーティリティには
PC画面でライブビューができてグリッドが表示でき、さらにその
本数と色をカスタマイズできてもう天体の中央導入に超便利になって
いるではないか。さらに前々から欲しかったバルブモードでの
露出タイマーが設定できて、これでTRCがなくても天体写真が
撮れる。実際にはPCの電源を常時ONにしておかなくてはならない
のでモバイルバッテリーの容量の問題からPCの電源常時ONは
できないのでTRCを使わざる得ないがそれにしても天体写真が
ずいぶんと撮り易くなったことは確かだ。


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EOS Rを買ってしまったよ~ その3 [カメラ]

 EOS Rを買って次なる問題、天体写真を撮るうえで必須のアイテム
タイマーリモートコントローラー(TRC)をどうするかだ。話をややこしく
するのがキヤノンのリモートコントローラーのカメラへの接続端子が
N3タイプとE3タイプの2種類あってカメラ機種によって異なる点だ。
キヤノンの純正TRC TC-80N3はN3タイプでEOS RはE3タイプなので
TC-80N3を使うためにはリモートコントローラーアダプターRA-E3
4500円なる変換ケーブルを購入しなければならない。ちなみに
今、天体写真分野で主流で使われているEOS 6DはN3タイプなので
EOS Rに乗り換えるときにはこの高い変換ケーブルを購入する
必要があるといいたいところだがアマゾンでロアの互換TRC E3
タイプが2000円以下で売られているので買い替えたほうが
得策と思う。で結局、私の場合どうしたかというとEOS Kiss DXを
使うとき購入したTRC TC-80N3だが実は天文ショップ(確か誠報社
だったと思う)で端子をE3タイプに改造したものでEOS Rに
そのまま使えちゃったのよというオチなのでありました。
TC-80N3.jpg


E3タイプの端子はステレオミニプラグと同一形状だが大きさは
より小さくなっている。

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EOS Rを買ってしまったよ~ その2 [カメラ]

 星野写真撮りたいがためにEOS R、買ったはいいがレンズは
どうするのか。RFマウントレンズは高いし、天体写真での評価は
ないし、EFマウントレンズは一本も持ってないしでとりあえず
Mount Adapter EF-EOS Rをヨドバシポイントで購入し、さらに
Sony α7sの前に使っていたEOS Kiss DX用に買ったNikon F-EOS EF
マウントアダプターで今あるNikon Fマウントレンズを接続して
使用してみる。
EOS_R_50mm.jpg


これでマニュアル設定、マニュアルフォーカスモードにして
シャッターボタンを押下してみるがシャッターが切れないトラブル。
さんざん取説を見たが原因分からず、初期不良を疑ったが
念のため、キヤノンのカスタマーサポートにTelして尋ねてみたら
EOS_R_Setting.jpg

「レンズなしレリーズ」」なる設定をONにしてくださいとのこと。
これで解決したがカスタム設定がありすぎてわかりずらい。機能は
豊富だが使いこなすのは大変だ。まあ、天体写真で使う機能は限られて
いるのいいんだが。


タグ:EOS R
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EOS Rを買ってしまったよ~ その1 [カメラ]

 2014年9月にSony α7sを購入して以来、メインの天体写真
撮影カメラとして使ってきたがこのカメラでは不得意な分野がある。
それは星野写真のような焦点距離200mm以下の天体写真なのだ。
なぜかというと
1.Sony α7sにはスターイーター問題があり星野写真を撮ると
  微光星が写らない。長焦点ではシーイングの影響で星が肥大化
  するため微光星がノイズと判断されずスターイーター問題は
  無視できたが短焦点ではスターイーター問題は無視できない。

2.Sony α7sは1200万画素で星野写真では解像感が不足する。
  少なくとも3000万画素は必要ではないかと考えている。

3.フィルターワークを楽しむためSony α7sのIRフィルターを
  クリアタイプに変えたことに起因する問題でIRフィルターを
  レンズ後面とCCD面の中間に挟んで撮っているのだが望遠鏡で
  撮っている分には問題ないがカメラレンズで撮ると
  IRフィルターの厚みのためレンズの収差特性が変わり周辺像が
  著しく劣化してしまう。これを回避するためレンズ前面に
  IRフィルターをすると光の入射角の関係で中心と周辺で
  色合いが変わってしまい、後々の画像処理で非常に苦労する。

 というわけでいままで星野写真はお遊びで撮っていて自分自身が納得
できるレベルのものは一つもないのが現状なのだ。それから年齢的な
問題もあっていつまでもC14のような重量機材で撮り続けるわけに
いかないだろうと考えるようになり星野写真分野も本気で撮ってみたい
と思い、いろいろなカメラの価格と仕様を検討したのだった。候補は
いくつかあったが販売開始時期が古いものをいまさら買いたくなくて
EOS Rが選択肢として残った。で新車を買ったついでに多めに
必殺シャッキーーーンして買ってしまったのだ。
EOS_R.jpg


 余談だが 価格.comの最安値サイトでポチッたがその翌日には
最安値が一万円近く上がっていて絶妙のポチりタイミングだったようだ。



タグ:EOS R
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物欲ポチリ菌に感染しました(1/3) [カメラ]

 関東では早くも梅雨が明けたようだがここ九州北部は真っ盛りなのだ。
この季節、天文屋は梅雨明け後の本格撮影に備えて機材の手入れや
新しい機材の購入等を考えちゃったりする。でアマゾン地方を徘徊
していると物欲ポチリ菌に感染するのであります。そいでもって
アマゾンで見つけてしまった「結露防止レンズヒーター」
HeaterSpec.JPG

温度コントローラー付で2480円は安い。今までたまにしか星野写真を
撮影しないのでレンズヒーターを持っておらず、豆ドラで露払いを
していたのだがこれはいいということでポチリ菌の侵入を許してしまった。
で本日、届いたのでBorg71FLに装着して通電してみた。
Heater.jpg

 ヒーターの電流をFull,75%,50%の3段階に調節可能で感覚的には
75%でも大丈夫そうだ。なお、温度コントローラーなしでは1480円と
激安だ。ちなみに天下のV社にも10800円で似たような商品があるが
こっちのほうが圧倒的にコストパフォーマンスが高いと思う。



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Sony α7sのStar Eater問題の検証,オリオン座で比較 [カメラ]

 昨日も夜晴れそうだったので小石原へ星撮り出撃したのだった。
一般に星撮り屋は春はシーズンオフなのだが長焦点の星撮り屋である
私は撮りたい系外星雲がいっぱいあって忙しい。
 さて前回、Sony α7sのStar Eater問題の検証をしたが今回は
オリオン座を50mm標準レンズf4でバルブとタイマー30秒づつ6コマ
撮って加算コンポシットしできるだけ同じになるよう簡単な画像処理して
比較してみた。
バルブ30秒では
Ori30Bulb.jpg

タイマー30秒では
Ori30Timer.jpg

明らかにバルブ30秒で微光星の写りが少ないがなぜかバルブ30秒のほうの
中央部分が赤い。レンズ前面に取り付けたマルミIR CUTフィルターの画角による
色シフトなのだろうが だったら両方に現れても良さそうなもので変だ。
ついでにJpeg画像6コマの加算コンポジットもしてみた。
バルブ30秒JPEGでは
OriJpg30Bulb.jpg

タイマー30秒JPEGでは
OriJpg30Timer.jpg

今度は微光星の写り以外はほとんど同じになった。ひょっとしたら
ステライメージ8のRaw現像処理がバルブとタイマーで違うということかも
 私のSony α7sはIRフィルターはクリアフィルターに換装してあるので
普通はIDAS HEUIB-Ⅱ などのIR CUTフィルターはレンズ後面とCCD
前面の中間位置に設置しているがこの位置で標準レンズを使用すると周辺像が
著しく悪化するので今回は標準レンズ前面にIR CUTフィルターを設置
している。このため画角による色シフトが発生する可能性は多いにある。
普通IRフィルターを換装する人はクリアフィルターでないタイプを選んで
いるだろうから色シフトが発生する可能性は少ないと思うので微光星の写り
具合自体が問題となるだろう。しかし昔の銀塩時代の星野写真は微光星が
多く写っていなかったように思う。とすると考えようによっては
Star Eater問題を逆手にとって昔の銀塩時代の星野写真調に見せるという手も
あるのではないかと考えたりして、必ずしもStar Eater問題が星野写真において
致命的欠陥とは言えないと思う。



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