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暗視野照明装置を自作 [電子工作]

 普段、天体撮影で使うファインダーは国際光機の暗視野照明装置付き正立
ファインダーを使用している。それでその暗視野照明装置なのだがスイッチを
ONのまま撤収してしまい次回使用時には電池切れで暗視野照明がなくて
天体の導入にえらく苦労したことが何度かあり、また暗視野照明装置自体の
接点が経年劣化しているのか点灯が不安定になって不便している。ということで
暗視野照明装置を自作した。
暗視野照明装置.jpg

 照明の消し忘れ防止のためパイロットランプを設けている。装置の取り付けは
マジックテープを使用している。暗視野照明赤LEDは5mm径LEDに紙を巻き付け
ファインダーの暗視野照明取付穴に都合良く入るようにしている。材料は秋月電子
通商で300円以下で調達できた。ただし送料が500円だった。
 電子回路の知識があり同じ問題でお困りの方の参考までに。
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久しぶりの電子工作 その4 完成したけれど・・・ [電子工作]

 ついに完成ダー!。
DRV_L6470-5.jpg

え!、ケースに隙間があるってツッコミ入れたあなた。鋭い!
実は隙間なくちゃんと収めることができなかったのであります。内部の
部品どうしが干渉しないように配置設計したのだが配線のかさばりが
想像以上で無理に収めようとすると断線の恐れがあって諦めて幅広セロテープで
止めちゃいました。ま、他人に販売するわけでもなしの完全個人使用でありますから
見た目は勘弁してつか~さい。実際GP2赤道儀にINTES MK66鏡筒を載せて
土星、木星を見たが誤動作することなく快適に導入できた。ただし8倍速駆動すると
ステッピングモーター部分から騒音がしてスムーズな回転とは言い難い状態で
ひょっとしたらと思い6.4倍速にしてみたらスムーズな回転となった。
原因は減速ギャの振動共振点が8倍速にあったようだ。後、10mAの電流しか
流していないパイロットランプの赤が明るすぎたのでランプの上に青のセロファンを
貼り付けて明るさ調整している。とりあえず初期の目的は達成したので
メデタシメデタシ。本当かな~?

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久しぶりの電子工作 その3 [電子工作]

 次は穴あけパネル加工してボタンスイッチ、トグルスイッチ、パイロット
ランプの取付だ。
DRV_L6470-3.jpg

右側のトグルスイッチが電源ON・逆転ー電源OFFー電源ON・正転になっていて
実際に使用することはないと思うが南半球での使用を考慮して逆転機能を付けて
いる。右側2番目のトグルスイッチはボタン押下時の回転スピード切替えスイッチに
なっていて2倍速ー8倍速ー32倍速を選択できるようになっている。
 ちなみに裏側はこんな感じ。
DRV_L6470-4.jpg



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久しぶりの電子工作 その2 [電子工作]

 ブレッドボードでの試作でステッピングモーターの基本動作と回路が検証
できたのでプリント基板に配線を半田付けしてケースに収納してみる。
DRV_L6470-2.jpg

 簡単にできたように思われるだろうが途中で失敗もしている。それは
Arduino nanoを刺しているICピンを最初丸ピンタイプを使って半田付けして
いたがこのICピンではArduino nanoが刺さらないことが分かって角ピンタイプに
変更するため半田付けをやり直している。
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久しぶりの電子工作 その1 [電子工作]

 もう7年前になるがVixen GP2赤道儀駆動用ステッピングモーター
コントローラーを自作した(https://mugauchu.blog.ss-blog.jp/archive/c2305659529-1
参照)がGP2にINTES MK-66を載せると重くて回転トルクが不足するのか正転ボタンを
押しても逆転する誤動作があって天体を導入するのにえらく難儀していて今まで
だましだまし使っていたがついに堪忍袋の緒が切れた。で何とかトルクアップの
方法がないか検討した結果、従来ステッピングモーターをユニポーラ駆動して
いたのをバイポーラ駆動に変更したらトルクアップするということが分かった。
しかし従来のものと駆動回路構成が全く異なるので新しく作り直す結果となった。
それと秋月電子通商でL6470使用ステッピングモータードライブキットなる
商品を見つけこれを使えば複雑なバイポーラ駆動回路を自作しないで済むのと
L6470がとてもインテリジェントな機能を持っていてSPI通信で回転速度指令を
出すだけで所定の回転速度で回ってくれて面倒な2相パルスシーケンスを
プログラムしないで済むのが新しく作り直す決断した要因だった。
AMAZONからarduino nano2個、秋月電子通商からL6470使用ステッピング
モータードライブキット2個、その他必要部品を注文したのであった。
部品到着後、早速ブレッドボード上に試験回路を構築しL6470使用した
ステッピングモーターの駆動方法を理解したのだった。
DRV_L6470-1.jpg

 実際、L6470の使用方法は説明書を読んでも理解しがたい部分もあったが
https://qiita.com/FireFoxCorp/items/1bdb946d1d7874239c1a のスケッチ&記事を
大いに参照させてもらいました。感謝。

タグ:L9470
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