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EOS Rを買ってしまったよ~ その5 [カメラ]

 3月4日のGPV様の夜のご託宣は20時以降快晴というものだった。
最近、昼間は天気良くても夜には曇るパターンで変化が激しかった。
今回は逆に夜、晴れるパターンになってこの機を逃したら今月の新月期の
星撮りはだめかもしれないと思い、GPV様のご託宣を信じて
小石原へ星撮り出撃したのであった。途中、篠栗あたりで雨が
降ってきたりしてGPV様は雨が降るなんてご託宣の中になかったけど
ここまで来たらだめ元だと行き続けたのであった。現地到着時には
晴れ間が出始め、機材設置完了時には快晴になった。でこの時、
ノートPCを車に積むのを忘れているのに気づいて一瞬
頭が真っ白になった。ガーン、ノートPCがないと天体の自動導入が
できない。がーしかし無我宇宙さんはこの道うん十年のベテランなのだ。
天体の自動導入なんてなかったころから活動していて、星図と
ファインダーをにらめっこしながら手動導入してきた経験の持ち主
なのである。今回は幸いにも簡易星図があったので目標天体の
近くの2等星からの経度差、緯度差を求め、赤道儀の目盛り環を
使って割合短時間で導入成功した。以後天気に恵まれ順調に撮影
できた。ここからが本題、最後にSony α7SとEOS Rとで同じ
天体を撮って写り具合の比較を行ってみた。まずはα7SのJPEG
画像、
N3718-A7S.jpg

ISO:6400,露出3分、高感度ノイズ処理:なし
画像処理:リサイズのみ
次にEOS Rに換装してEOS RのJPEG画像、
N3718-EOSR.jpg

ISO:6400,露出3分、高感度ノイズ処理:なし
画像処理:リサイズのみ
EOS Rのピントがズレているのはα7Sのマウントアダプター内に
IDAS HEUIB-ⅡフィルターがあるのにEOS Rにはないために
光路長に差があってそのまま換装してしまったからでご愛敬と
軽く流してほしい。色合いの違いはα7SがIR改造しているからで
写り自体はα7Sのほうが若干ザラツキ感がある印象だ。
つぎにRAWで比較してみよう。ただし、EOS Rはまだステライメージの
サポート機種に入っていないためEOS RのRAWはCanon Digital Photo
Professional 4のデフォルト設定でTIFFに変換してステライメージ8に
読み込んでいるので厳密な同一ソフトでのRAW現像ではないことを
ことわっておく。中央部分を拡大して比較すると
A7S-EOSR-1.JPG

            左:α7S     右:EOS R
差がわかりずらいのでレベル調整で両方同じ強調処理してみると
A7S-EOSR-2.JPG

α7SではR画素の小石ごろごろノイズに対してEOS Rは不規則な
R画素の色ムラノイズというふうに見える。この結果の見て
EOS Rの天体写真適性を論ずるのは早計だと思うが少なくとも
悪くないという印象を得た。それにしてもステライメージ8での
EOS Rの機種サポート早くしてほしいものだ。アストロアーツさん
頼みますよ。



タグ:EOS R
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