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久しぶりに釈迦岳で星撮り [撮影地]

 4月28日はGPV様のご託宣によれば一晩中快晴とのこと。がしかし
月没がすでに23時40分頃となっているため撮る対象が夏の天体に
なる。でサソリ座近辺を撮りたいのだがいつもの小石原では南側の光害が
あって撮影に適さない。本当は熊本県産山村ヒゴタイ公園あたりまで
行けばよいのだがそこまで行く気力がなくて途中の福岡県と大分県の県境に
ある標高1231mの釈迦岳に行ったのだった。日没前に着いたので
日没の写真を撮る。
釈迦岳2020-4-28-1.jpg

ここは福岡県で一番標高があるところなので実に見晴らしがよい。
頂上には6台分くらいの駐車スペースがあるが北側にマイクロ波の
中継局らしき建物がある。知らんけど。
釈迦岳2020-4-28-2.jpg

 今時、マイクロ波の中継局って使わてれいるのだろうか。たぶん
地上の光ファイバー回線に切り替わっているように思う。知らんけど。
 で日没前に着いて月没が23時40分頃なので月没まで結構時間があったので
普段、ガイド鏡として使っているVixen ED81S D:81mm,f:720mmの屈折鏡で
お月さんを撮ってみた。
Moon2020-4-28-1.jpg

撮影データ
撮影日:2020年4月28日
撮影時刻:20時22分
露出:1/40秒
撮影地:釈迦岳(大分県日田市と福岡県八女市の境)
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
鏡筒:Vixen ED81S
接眼レンズ:タカハシ Or18mm
レンズ:Nikon AF NIKKOR 50mm 1:1.8D  
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:800
久しぶりにコリメート方式で月面を撮った。ピクセル等倍画像にすると
Moon2020-4-28-2.jpg

小口径といえどもED鏡、良く写っている。
 それでこの場所、南側は熊本市からと思われる光害があって南側の低空は
撮影に向かない。それとこの日1231mの山頂なので常時強風があって
長焦点の撮影はまず無理であろう。105mmと180mmのレンズを
NJP赤道儀を使って撮影した。軟弱な赤道儀だと無理だったと思う。
というわけでこの場所、天体撮影地としてはあまりお勧めしない。


タグ:釈迦岳
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亀石峠で星撮り [撮影地]

 5月29日は昼から晴れるとのGPV様、ご託宣。この日を逃すと梅雨に
なってしばらく星撮りできないかも。で今回はサソリ座いて座付近を
撮りたかったので南の視界が開けている場所に行きたかった。それで
前々からGoogle Mapで良い星撮りはないか探していて見つけた大分県
日田市天瀬出口にある亀石峠に行ってみた。ここには砂利舗装の空き地が
あってストリートビューで見て南の視界が開けているのは分かっていたが
なぜか望遠鏡設置に都合よく約2m×8mのコンクリート舗装部分があった。
亀石峠パノラマ.jpg

上のパノラマ写真で分かるように南の視界は素晴らしい。ちなみにこの写真は
HKIR改造のEOS Rで撮ったものでIR改造していてもマニュアルホワイトバランスと
画像処理で風景写真も撮れないこともない。それで一見良さそうでも夜になると
ほぼ真南にある小国町の町明かりが光害となって気にいらない部分もある。
後、この日は快晴ではあったが透明度が良くないのか思ったほど夜空を暗く
感じなかった。実に微妙な夜空だった。最後にお約束の撤収前天体写真をアップ
撮れた感じを見てもらうために画像処理はJPEGリサイズのみ。(本当は
面倒くさかっただけ)
白鳥座2019-5-30.jpg

撮影データ
撮影日:2019年5月30日
撮影時間:1時13分~16分
レンズ:シグマ 105mm F1.4 DG HSM(F2.8に絞る)
カメラ:EOS R(HKIR改造)
ISO:1250
高橋NJP赤道儀
ノータッチガイド、ノーダーク、ノーフラット。

追伸、ここは峠の尾根部分にあるので空気が滞留せず、夜露は少なそうだ。
タグ:亀石峠
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小石原は雪原だった [撮影地]

 昨日は久しぶりに夜晴れそうだったので小石原へ星撮り出撃したのであった。
で着いてみると小石原焼き伝統産業会館駐車場は雪原状態になっていて
普通はアスファルト舗装部分は融けて雪がないことを期待していたが
残念であった。しょうがなく車を前後させてタイヤの轍で圧雪状態に
して望遠鏡をセッティングしたのであった。こういうことできるのは
4WD車だからできるのであって九州に住んでいるとほとんどの場合、
2WD車でこと足りるのだがこういう時は4WD車の有難みを実感する。
冬の山道を走る星撮り屋にとって4WD車は必須といえよう。
 さて望遠鏡をセッティングして何を撮ったかというと
N2261-180213.jpg

撮影日:2018年2月13日
撮影時間:20時47分
望遠鏡:C14 レデューサーなし Kenko 1.4X TELEPLUS PRO300使用
カメラ:SONY α7s  露出:30秒
ISO:64000
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
高橋NJP赤道儀
ダーク、フラットなし、ノータッチガイド 画像処理:JPEGリサイズのみ
 NGC2261、ハッブルの変光星雲を撮ろうとしたのだがオフアクシス
ガイドで選んだガイド星が暗くて撮影途中でシーイングが悪くなって
オートガイダーがガイド星として認識できなくなって止めてしまった。
 ハッブルの変光星雲、小さな対象なので今回初めてKenko 1.4X
TELEPLUS PRO300を装着して合成焦点距離5300mmという
超長焦点撮影に挑んだがそれでもこの対象は小さくしか映らなかった。
ところで変光星雲といっても星雲自体が変光するわけではなく
星雲を照らしている星が変光星になっているだけなのだ。参考までに
小生、無我宇宙の天体写真ギャラリーに
http://www006.upp.so-net.ne.jp/mugauchu/N2261-BJ41C.HTM
変光の様子を撮った作品があるのでご覧あれ。
 まあこの後、対象を変えてきちんと撮れたのでまずは
メデタシ、メデタシの夜であった。



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新しい星空撮影地探し [撮影地]

 今夏の天気、本当に変だ。関東地方は連日雨だというし、九州地方もくそ暑い
だけですっきりと晴れることがない。本来ならば青空に入道雲もくもく天気ならば
夜はすっきり晴れるのだが、、、。さて、いつも星空撮影地にしている小石原焼き
伝統産業会館が今年の九州北部豪雨災害で小石原地区のボランティア活動受付
センターになっているため星空撮影地としてしばらく使用できない状態になって
しまった。というわけでGoogle Map&ストリートビューでこの近くに星空撮影地に
適した場所はないか探してみたら西へ13km行った英彦山に良さそうな場所が
見つかって前々から実際に行ってみたいと思っていた。
鷹巣原駐車場.JPG

で昨日、最近の九州内陸部の天気の傾向から晴れないだろうとは思いつつ、
暇なもんで行ってみた。そこの看板に鷹巣原駐車場とあり添田町が管理する
無料駐車場と推察できる内容であった。広さ的には小石原焼き伝統産業会館
駐車場と同程度の広さがあり、全面アスファルト舗装がしてあり、敷地内に
街灯はなく、視界は東が地平線から20~25°に木立、その他は10~15°
の木立とまずまずの視界でこれなら星空撮影地として十分な要件を満たしてると
感じた。実際きれいに晴れて満点の星空にならなかったが雲の切れ目から
覗いた星空の光害感覚レベルは小石原焼き伝統産業会館を100とすれば70
くらいか。ちなみに奥日田スノーピークは50、ヒゴタイ公園は25、
五ヶ瀬ハイランドスキー場は15くらいだと思っている。結局この夜はきれいに
晴れそうにないので望遠鏡のセッティングもせず、ごろ寝して雲の間から
覗くわずかな星空を堪能しただけだったが何も撮らないで帰るのもしゃくだから
三脚にデジカメセットして固定撮影で雲の間からわずかに覗く白鳥座を撮って
あげた。
白鳥座2017-8-18.jpg

撮影日:2017年8月118日
撮影時刻:22時41分〜、5秒露出
撮影地:福岡県、添田町、英彦山、鷹巣原駐車場
撮影機材
レンズ:Nikom AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G F2.8に絞る
カメラ:SONY α7s(seoーSP4改造) ISO8000
filter:MARUMI IR-CUT

オチがあって来たルートをそのまま帰れば75kmで帰れたものを同じ道を
帰るのも面白くないと思ってカーナビの推奨ルートで帰ってみたら93kmと
ずいぶん遠回りをさせられて帰ってきた。カーナビの推奨ルート、今後信用しないことにした。


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撮影地の紹介・小石原焼き伝統産業会館編 [撮影地]

 本ブログで天体写真の撮影地をまだ紹介してなかったので紹介したい。
ご存知の方も多いと思うが私がメインの天体写真撮影地は福岡県東峰村に
ある小石原焼き伝統産業会館の駐車場だ。
詳しい場所は下記参照してほしい。
http://www.koishiwarayaki.or.jp/access.html
駐車場は砂利を踏み固めた簡易舗装で街灯がなく公衆トイレもあり
また、近くに民家が数軒あり何かあっても助けを求められる環境でも
あり女性も来やすい。
駐車場中央からの眺めは
小石原_west.jpg

小石原_east.jpg

てな感じだ。
 北に北九州市、北西に福岡市、西に久留米市があって北から西は光害が結構あって
基本、撮影天体が北東~南~天頂のライン内にある時に撮影するスタイルとなる。
天体写真は画像処理が前提となるのでここの光害レベルでも何とかなるが望遠鏡に
よる眼視観望には向かないレベルだ。
 私の所から行き2時間、帰り1時間10分の場所で交通アクセスが良く行きやすいので
利用してる。夜は基本、私と同じような天文屋しか来ない場所で福岡県北部の天文屋が
良く集まるところだ。
 追伸、欠点を書き忘れた。夜露がひどい。夏は蚊が多いので防虫スプレー必須。
帰りの夜道に鹿の飛び出し注意、特に江川ダム周辺の国道500線は夜間、スピードは
ださないほうが良い(ただし、今は江川ダムの上流に小石原ダム建設中のため国道
500号線は1部通行止めになっているが迂回路も要注意)。




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