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古い鏡筒を入手 [望遠鏡]

 5月21日に小石原で天体撮影していたら久しぶりにYさんにお会いして
YさんがタカハシのFS-128を売りたいがいらないかという話になりその値段が
超格安だったので買いますということになって23日に宗像に引き取りに行ったのでした。
実は観望用に大型のアポクロマート屈折鏡筒が欲しいと思っていたところなので
渡りに船って感じでしょうか。この鏡筒は専用レデューサー付だったので観望だけ
でなく天体写真も撮れるということで27日、小石原に天体写真撮りにいって
きたのでした。設置完了の姿はこんな感じ。
FS-128.jpg

最初に撮ってみたのがマルカリアンチェーン
マルカニアン2022-5-27.jpg

撮影日:2022年5月27日
撮影時刻:20時43分~、8分露出×5コマ
撮影地:福岡県東峰村小石原焼き伝統産業会館
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
鏡筒:タカハシ FS=128
レデューサー:FS-102,128 RD
 この夜は良く晴れたが時折突風が吹くあいにく天気でガイドがおどる
ポンポコリン状態、かろうじて点像になった5コマで無理やり画像処理
してみた感じ。
 撤収前に撮ってみたのがM8干潟星雲
M8-2022-5-27.jpg

撮影日:2022年5月28日
撮影時刻:1時14分~、4分露出×4コマ
撮影地:福岡県東峰村小石原焼き伝統産業会館
他は前と共通
 M8は明るいので無理な画像処理しないですむのでトータル16分露出でも
見れる画像になっている。
 話は変わるが1990年代、私は埼玉県に住んでいて夏季休暇で
何回か乗鞍に天体撮影遠征に行った。当時ここは車で標高2700mまで
登れる駐車場があって名だたる天体写真愛好家が集う聖地だった。
ここでの鏡筒はFS-128の前のFC-128とペンタックスMS5が
ズラリと並んでいてラージフォーマットフィルム長時間露出でまさに
銀塩天体写真の黄金期だったのを思いだす。デジタル写真時代の今は
600mm超の焦点距離は反射望遠鏡が守備範囲なっていてこの焦点距離の
屈折鏡筒で天体写真を撮っているのは少数派になってしまっているようだ。
 今回入手したFS-128は銘板を見ると1999年製と思われるが
星像は申し分なく当時の最高の屈折鏡筒でデジタル時代になっても十分
活躍できると思う。一つ期待はずれと思ったことが観望用としては以外に
重くちょっと長くお気軽観望に持ち出すのにお気軽でないことだ。

 




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綺麗な星座写真を撮りたい。てんびん座編 [天体写真]

 ついにこの夜に撮った春の「綺麗な星座写真を撮りたい」シリーズ
最後です。最後はてんびん座です。
てんびん座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月4日
撮影時刻:1時3分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:SIGMA 40mm F1.4 DG HSM 絞りF2.8
 天文屋的にはマイナーな星座です。星占いの10月の星座なので名前だけは
有名です。星占いに出てくる星座は知名度において得をしていますね。

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綺麗な星座写真を撮りたい。こぐま座編 [天体写真]

 次は北極星がある星座、こぐま座です。
こぐま座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月4日
撮影時刻:0時36分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:トキナーopera 50mm F1.4 FF  絞り:F2.8 
 北極星があるのが取り柄のような星座です。
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綺麗な星座写真を撮りたい。うしかい座編再び [天体写真]

 前回撮ったうしかい座(https://mugauchu.blog.ss-blog.jp/archive/20210531)が
ぎりぎり全域を撮れていなかったので撮り直しです。
うしかい座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月4日
撮影時刻:0時6分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:SIGMA 28mm F1.4 DG HSM 絞りF2.8 
 改めて星座領域を意識すると南北に長い星座だと気づかされます。
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綺麗な星座写真を撮りたい。おとめ座編 [天体写真]

 次は名前だけは皆知っているメジャーな星座のおとめ座です。
おとめ座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:23時40分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:SIGMA 28mm F1.4 DG HSM 絞りF2.8 
 九月生まれの人、注目、これがおとめ座ですよ。結構大きな星座です。


タグ:星座写真
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綺麗な星座写真を撮りたい。りょうけん座編 [天体写真]

 次は半マイナーなりょうけん座です。
りょうけん座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:23時15分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:SIGMA 40mm F1.4 DG HSM 絞りF2.8
 この星座の星座線は一本しかないですが星座のα星はコールカロリと呼ばれて
いて連星として有名です。星座線が一本しかないのに領域は広くで40mmで
撮る必要がありました。この星座には有名な系外星雲がいくつかあるので
天文屋には馴染みがある星座ということで半マイナーな星座と言えるでしょう。

タグ:星座写真
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綺麗な星座写真を撮りたい。かみのけ座編 [天体写真]

 次もマイナーなかみのけ座です。
かみのけ座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:22時52分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:トキナーopera 50mm F1.4 FF  絞り:F2.8 
 星座を知らない人はこんな星座もあるんだと思うかもしれませんが
光害のない綺麗な空では肉眼でもMel111という散開星団が淡い星の集団として
見えて目立ちます。
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綺麗な星座写真を撮りたい。からす座編 [天体写真]

 次はコップ座の東隣にあるからす座です。
からす座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:22時29分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:シグマ 70mm F2.8 DG MACRO  絞り:F2.8 
 この星座、こじんまりしていて70mmマクロレンズで撮ってちょうど良い
大きさです。星座を構成する星が明るく、マイナーな星座ではありますが目立つ
存在です。この星座が南中する頃はそろそろ夏の天の川が見えだします。

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綺麗な星座写真を撮りたい。コップ座編 [天体写真]

 次は超マイナーなコップ座です。
コップ座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:22時4分~、
     kenkoのプロソフトンクリアを装着して2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:トキナーopera 50mm F1.4 FF  絞り:F2.8 
 どのくらいマイナーな星座かというと長年天文を趣味としてきた者が
こんな星座がここにあったんだと思ったくらい意識されてない星座ですね。

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綺麗な星座写真を撮りたい。おおくま座編 [天体写真]

 「綺麗な星座写真を撮りたい」シリーズ再開です。今回は大熊座です。
おおくま座2022-5-3.jpg

撮影日:2022年5月3日
撮影時刻:21時40分~、
     2分露出×6コマ
撮影地:熊本県産山村ヒゴタイ公園
撮影機材
赤道機:高橋、NJP
カメラ:CANON EOS R(HKIR改造品) ISO:1600
レンズ:SIGMA 14-24mm F2.8 DG 絞りF2.8 f:20mm
filter:レンズ後面にLee Soft #1貼り付け 
 北斗七星があるのでメジャーな星座といえるでしょう。この星座の全域を
撮るためには広角ズームレンズのf:20mmを使用しなければならなかった。
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