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QHY5L-Ⅱで火星、土星を撮って見る [惑星]

 梅雨なのにちょこまかと今夜も晴れちゃいました。ならばQHY5L-Ⅱで
望遠鏡は15cmマクストフカセグレンMK-66で火星と土星を撮って
見ましょう。ベランダで惑星を撮ろうと思うと赤道儀の極軸がある程度正確に
合っていないと撮影中にずれるので実際に望遠鏡を覗きながらズレがない
位置を赤道儀をちょっとずつ回して確認し合わせた。ちょっと大変。
まずは火星。
Mar2016-6-30.jpg

撮影機材:INTES MK-66 PL25mmによる拡大撮影法

次に土星。
Sat2016-6-30.jpg

撮影機材:INTES MK-66 PL25mmによる拡大撮影法
2×2ビニングモード

 火星はシーイングは悪かったがQHY5L-ⅡとRegstax6での処理の相性が良いのか
結構見れる画像になった。また、土星はやっぱり暗くてぎりぎり撮影できたという
感じだ。拡大率をあげると暗くなって撮影できないと思う。


三度、一晩で木星、火星、土星を撮る。ついでに月も [惑星]

 昨日9日のGPVの夜のご託宣は常時雲量40%くらいで通常だったら
星撮り出撃を諦めるところだが気象衛星の画像の時間推移を見ると雲が流れて
来る状況になさそうだ。というわけでだめもと、雲の合間から
惑星くらいは撮れるだろうといつもの小石原へ星撮り出撃したのであった。
18時半くらいに到着した時点では結構雲はあったが20時くらいには
快晴になった。望遠鏡を設置して空をみると月齢4の月がまだ
高い位置にあって、「たまには俺も撮ってくれよ」と言いたげで
ならばC14直焦点で撮ってあげましょう。パチリ
Moon2016-6-9.jpg

C14のレデューサーなし直焦点では月はフルサイズのカメラでもはみ出て
しまうので今回はトリミングして危難の海に着目して仕上げてみた。
次にOr18mmの拡大撮影+Celestron NexImage5で木星を撮り
Registax6で画像処理する。すると
Jup2016-6-9.jpg

えらいこった。木星が崩壊しかかっているぞ。実はRegistax6の
自動アライメントするとCCD面のゴミを模様と勘違いして
Wavelet変換で強調されるものと推察される。このCCD面のゴミ
いくら掃除しても取れなくて保護ガラスの内側にあるようでどうしようも
なく困っている。次に火星を撮る。
Mar2016-6-9.jpg

火星は運よく崩壊をまぬがれたようだが少々強めのWavelet変換をすると
格子状の模様が現れる。NexImage5はできれば今後使いたくない
デバイスだ。次にNexImage5で土星は感度不足で撮れないので
Sony α7sに換装して土星を撮る。
Sat-2016-6-9.jpg

輪っかにごみがあるのは玉にキズだがまあこんなもんだろ的写りだ。
午前1時過ぎたころ、急激にガスってきて撤収しだしたが40分くらいして
ガスがなくなり星空復活した。幸いにも赤道儀システムはまだ撤収して
いなかったので急きょ前回紹介したマルミ光機のIR/UV CUT Filterでの
星野での写り具合を試すことにした。まずはいて座付近
Seiya2016-6-9-1.JPG

ISO400 F2.8 2分露出
1コマのJPEG画像の簡単な画像処理であるが変な色ずれは見当たらない。
次に白鳥座、
Seiya2016-6-9-2.JPG

コントラストを強めに処理すると中央付近が赤くなっているようだ。
まあこのくらいならなんとか補正できそうだ。というわけで夏になったら、
ちょっくら星野写真にも力入れてみる気になった。


写真も

またも一晩で木星、火星、土星を撮る [惑星]

 昨日夜はGPVが流れ雲ありの晴れのご託宣、この日、行かないと
梅雨に入ってしまい、次は7月末当たりになりそうなのでここは無理をして
ご託宣が外れるよう期待して小石原に星撮り出撃したのであった。
現地に到着して望遠鏡(C14)をセッティングしたのだがオートガイダーのST-Vの
CCDケーブルと本体を接続するD-SUBコネクタ部分がなぜか曲がっていて
ラジオペンチで修理でもしなければオートガイダーが使えない状態になっていた。
というわけでこの夜は惑星撮りの日になってしまった。
まずはSony α7sで木星を撮ってみる。
Jup2016-5-30-1.jpg

相変わらずさえない木星像だ。この日はCelestronのNexImege5も用意していたので
撮り比べてみることにした。でNexImege5で撮ると
Jup-2016-5-30-2.jpg

おーなんてこった。Sony α7sよりNexImege5で撮ったほうが断然素晴らしいでは
ないか。Registaxでの画像処理の相性がNexImege5のほうが良いようだ。今度から
無理して木星撮りにSony α7sは使わないほうがいいようだ。
では火星はどうか。NexImege5で撮ってみる。
Mar2016-5-30-1.jpg

低空でシーイングが悪いわりには健闘している像だ。南中するのをまって
Sony α7sで撮ってみる。
Mar2016-5-30-2.jpg

うーん、アイピース変えてもうちょっと拡大率を上げたほうが良かったかも
どうだろ?やっぱり火星もNexImege5を使うべきか判断できない。
次に土星だがNexImege5で土星は暗くて感度不足で撮れないのでSony α7sで
撮るしかない。
Sat2016-5-30.jpg

シーイングが悪い中、健闘したほうの像だ。
結局この夜は2時間ほど快晴であったが23時半くらいから曇ってきて
撤収してしまった。次回はいつ行けるかなー。


一晩で木星、火星、土星を撮った [惑星]

 昨日はGPVが久しぶりに夜快晴のご託宣なれば、いざ星撮り出撃じゃ。
でいつもの小石原へ 今回は小石原ダム建設中につき4月1日から500号線が
一般車両通行止めのためやむなく八木山バイパスー国道211号線を通行。
おかげで9kmも余分にかかった。さて小石原に着くと望遠鏡をセッティングして
すでに南中近い木星を撮ってみる。
Jup2016-4-29.jpg

撮影日時:2016年4月29日 20時00分から2.5分間
撮影機材:CELESTRON C14 高橋Or18mmによる拡大撮影法
カメラ:Sony α7s (SEO-SP4C改造) ISO:5000 シャッター速度:1/30
APS-Cサイズモード
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ

うーん、C14で撮ったとは思えない不出来だ。原動画を見ると一見
シーイングが良さそうだったが小さく小刻みに揺らいでいで微妙な
模様が描写できるシーイングではなかったようだ。
次に撤収前にサソリ座にある火星を撮ってみる。
Mar2016-4-29.jpg

撮影日時:2016年4月30日 1時52分から3分間
撮影機材:CELESTRON C14 ビクセンPL10mmによる拡大撮影法
カメラ:Sony α7s (SEO-SP4C改造) ISO:5000 シャッター速度:1/30
APS-Cサイズモード
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ

低空でシーイングが良くなかったわりには良く写ってくれたほうだ。
さらに同じくサソリ座にある土星も撮ってみる。
sat2016-4-29.jpg

撮影日時:2016年4月30日 2時1分から2.5分間
撮影機材:CELESTRON C14 ビクセンPL10mmによる拡大撮影法
カメラ:Sony α7s (SEO-SP4C改造) ISO:10240  シャッター速度:1/30
フルサイズモード
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ

 横着をして火星を撮ってそのままアイピースを変えずに土星を撮ってしまったため
拡大率が高すぎ、もともといいシーイングではなかったのでこんなもんです。
いつか決めてやったぜみたいな惑星写真、撮ってみたいもんだ。


タグ:火星 木星 土星

C14+Sony α7sで土星を撮る [惑星]

 やっと梅雨が明け、いい天気が続いているが月齢悪く満月近い月明かりでは
星撮り出撃する気にならない。では自宅ベランダからお気楽土星撮りでもするかと
Vixen GP2赤道儀と15cmマクストフをセットして土星を導入しようとするも
モータードライブコントローラのDD-1が赤経方向のボタン操作で挙動不審な動作を
する。どういうことかというと正転操作で逆転したり、逆転操作で正転したりと
めちゃくちゃな動きをして使いものにならなくなった。で撮影を諦め、昨日
大野城市にある天文ハウスTOMITA福岡店に5時頃、DD-1を修理依頼に行った。
夕方に大野城市にまで来たならもうちょっと足を伸ばして
http://mugauchu.blog.so-net.ne.jp/archive/20140506
で紹介した四王寺県民の森でちょっぴり本格的に土星を撮ってみることにした。
というのも梅雨明け直後の夏空で日没後2,3時間はシーイングが良いことが
経験上、多いので惑星は今が撮りごろなのだ。四王寺県民の森は夜、カップルの
夜景見物のメッカのようでカップルを横目で見ながら撮影したのでありました。
SatC14-2015-7-30.jpg

撮影日時:2015年7月30日 19時59分から3分間
撮影機材:CELESTRON C14 高橋Or12.5mmによる拡大撮影法
カメラ:Sony α7s (SEO-SP4C改造) ISO:40000 シャッター速度:1/30
APS-Cサイズモード
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
RegiStax6で5800フレームから1000フレームをアライメント

 久しぶりにシーイングが良い土星をみた。惑星撮り屋さん達から見れば
まだまだな写りだろうが自分が撮った土星の中では一番の写りだ。
土星は結構暗くてどうしても露出不足になりがちだがSony α7sの高ISO設定でも
画像の荒れが少ないおかげで良く撮れる。Sony α7s、惑星撮りにも結構
使えるカメラだと思う。





タグ:土星 SONY α7S C14

Sony α7sで月、土星を撮る [惑星]

 梅雨の最中、昨日の夜は久しぶりに晴れていて21時ごろ、月と土星が
南中付近にいるのでいつもの自宅マンションベランダお気軽撮影してみた。
まずはお月さんを直焦点で
Moon2015-6-28.jpg

撮影日:2015年6月28日
撮影時間:21時21分
望遠鏡:INTES MK-66
カメラ:SONY α7s  露出:1/160秒
ISO:400
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
Vixen GP2赤道儀

まあまあシャープに写ったという感じだろうか。次に接眼部を拡大撮影用に
切り替えて土星を撮ってみる。
Sat2015-6-28.jpg

撮影日時:2015年6月16日 21時50分から1分間
撮影機材:INTES MK-66 Kenko PL10mmによる拡大撮影法
カメラ:Sony α7s seo-SP4C改造、IDAS HEUIB-Ⅱフィルター着用
シャッター速度:1/30秒 ISO:32000
APS-Cサイズモード
Regstax6で画像処理
前回(http://mugauchu.blog.so-net.ne.jp/archive/20150606)より接眼レンズと
カメラの間を長くして拡大率を上げて撮影したので大きく写っている。
お気軽撮影でこんだけ写っていればよしとしよう。



タグ: 土星 SONY α7S

INTES MK66+NexImage5で火星撮影その5 ついでに土星も [惑星]

 昨日は久しぶりに晴れた。ということはお気軽ベランダ火星撮り
再開だー。
Mar2014-4-22.jpg

撮影日時:2014年4月22日 22時54分から3分間
撮影機材:INTES MK66 高橋Or7mmによる拡大撮影法
RegiStax6で2142フレームから420フレームをアライメント

最接近時期を過ぎてもまだしばらく撮影できそうだ。
土星も撮影しやすい高度になってきたので撮ってみる。
SAT2014-4-22.jpg

撮影日時:2014年4月22日 23時21分から3分間
撮影機材:INTES MK66 高橋Or12.5mmによる拡大撮影法
RegiStax6で24002フレームから480フレームをアライメント

土星は眼視に近いイメージに仕上がったが土星って表面輝度がないので
カメラのゲインを目一杯上げてかつ露出が長めになってしまいシャープな
像を得るのが難しい。




INTES MK66+NexImage5で火星撮影その4 [惑星]

 昨日はうす〜い雲が全体にあったものの火星は見えてたので根性で
撮ってみた。
Mar2014-4-15.jpg

撮影日時:2014年4月15日 23時3分から2分38秒間
撮影機材:INTES MK66 高橋Or7mmによる拡大撮影法
RegiStax6で4700フレームから800フレームをアライメント

この日は ちとシーイング悪くてぱっとしない仕上がりだ。

ちなみに下のように手作り木製中空ピラー脚にビクセンGP2赤道儀を
セットし、MK66を載せて撮っている。
MK66.JPG





INTES MK66+NexImage5で火星撮影その3 [惑星]

 昨日、4月14日は地球と火星が今期中で最接近する日だそうで
おまけに良く晴れてしまい、もうこれは撮るしかないでしょ状態だった。
で撮ったのが
Mar2014-4-14.jpg

撮影日時:2014年4月14日 23時40分から2分23秒間
撮影機材:INTES MK66 高橋Or7mmによる拡大撮影法
RegiStax6で2000フレームから400フレームをアライメント

ベランダお気軽撮影でこれだけ写ればいっかてな感じ。


INTES MK66+NexImage5で火星撮影その2 [惑星]

 昨日も夜晴れちゃいました。でまた火星をINTES MK66+NexImage5の
組合せで撮ってみた。前回と違い接眼レンズをOr12.5→Or7mm
に変えて拡大率を上げてみた。で撮って画像処理したら
mar2014-4-8.jpg

撮影日時:2014年4月8 22時39分から2分間
撮影機材:INTES MK66 高橋Or7mmによる拡大撮影法
RegiStax6で2000フレームから600フレームをアライメント

前回のよりはディティールが良く出ている。



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