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小石原でラヴジョイ彗星(C/2014Q2)撮ってみた その2 [彗星]

 昨日はGPV気象予報が「夜、九州地方快晴」とのご託宣なので小石原に
星撮り出撃した。夕方まで結構曇っていて本当に晴れるかちょっと心配で
あったが小石原に着いたころには快晴で星撮り日和となった。本当に
GPV気象予報はだてに予報していない。感心したよ。でラヴジョイ彗星を
撮ったのだが今回は尾がどのくらい伸びているか確かめるためまず標準
レンズで撮ってみた。
C2014Q2-4.jpg

日時、時間:2015年1月23日 20時20分〜41分
場所:福岡県東峰村、小石原焼き伝統産業会館
カメラ:CANON EOS Kiss Degital X(IR改造)
レンズ:Nikon AF Nikkor 50mm 1:1.8D 絞りF2.8
2分露出×10コマの加算コンポジット

尾、長いけど本当に淡い、もうピークを過ぎてしまったかも
今度はC14で核部分のドアップを撮ってみる。
C2014Q2-5.jpg

撮影日:2014年12月25日
撮影時刻:20時56分〜58分、5秒露出×15コマコンポジット
撮影地:福岡県、東峰村、小石原焼き伝統産業会館駐車場
・撮影機材
赤道機:高橋、NJP
鏡筒:セレストロン、C14 レデューサー有
カメラ:SONY α7s ISO40000
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ

SONY α7sの高感度設定を活用してISO:40000、露出5秒
15コマ撮って加算コンポジットしてみた。何とか尾が写っているが
淡い。もう撮り映えしない彗星になっちゃたみたい。これから月明かりが
あるので撮影条件は悪くなるので突発増光がないかぎりたぶん今回が
この彗星を撮る最後となるはず。次回の回帰は14400年後というの
だから人類が滅びてなけりゃいいんだけど。



小石原でラヴジョイ彗星(C/2014Q2)撮ってみた [彗星]

 昨日の夜は九州地方全般に久しぶりの快晴の天気予報、月明かりもないならば星撮り
出撃するしかないです。でいつもの東峰村、小石原焼き伝統産業会館に行ったので
ありました。で肉眼彗星になっているというラヴジョイ彗星(C/2014Q2)は場所が
わかっていると辛うじて肉眼でも見えた。今回は自宅で撮るよりはるかに光害が
少ないので真面目に撮ればそれなりに見栄えがする彗星の姿を捉えることができる
はずだが実際撮ってみると
C2014Q2-2.jpg

日時、時間:2015年1月17日 19時25分〜32分
場所:福岡県東峰村、小石原焼き伝統産業会館
望遠鏡:Borg 71FL レデューサー:高橋RD-C0.72×
カメラ:SONY α7s ISO:4000
フィルター:IDAS HEUIB-Ⅱ
30秒露出×10コマの加算コンポジット処理

次に露出時間を延ばして核コンポジットしてみる。
C2014Q2-3.jpg

日時、時間:2015年1月17日 19時37分〜59分
カメラ:SONY α7s ISO:1600
フィルター:IDAS HEUIB-Ⅱ
2分露出×10コマの核加算コンポジット処理

 露出時間を延ばせば良く写せるというものでもないような感じだ。それにしても
長いを持つ彗星になった。Borg 71FLにレデューサー付けて焦点距離280mmで
35mmフルサイズCCDのSONY α7sで撮って尾がはみ出ている。
久しぶりに撮りがいのある彗星になった。さて今度はいつ撮れるだろうか。




自宅でラヴジョイ彗星(C/2014Q2)撮ってみた [彗星]

 若干、遅まきながら新年明けましておめでとうございます。本年も
「無我宇宙の天体写真ギャラリー」の来訪宜しくお願いいたします。
さて天界では久々の肉眼彗星となって現れたラヴジョイ彗星(C/2014Q2)が
話題となっているがこの彗星を撮るためだけに星撮り出撃する気力も
ない。で考えた。4.3等級の明るさというならば自宅のお気軽撮影でも
撮れるのではと。ちなみに我が家は150万都市、福岡市の地理的中心地
にあるマンションの2Fなので2等星がやっと見える光害半端ねー場所で
撮った昨日はおまけに満月を3日過ぎた月明かりもあった。試しに
5cm7倍双眼鏡で探してみたら以外にあっさり存在場所を確認できた。
こりゃ双眼鏡で見えるんだったら彗星の核ぐらいは写せるはずだと
ベランダにGP2赤道儀をエイヤーとお気軽セッティング(北極星が見え
ないもんで)して撮影してみた。
C2014Q2-1.jpg

日時、時間:2015年1月8日 22時16分〜22分
場所:福岡県福岡市南区
望遠鏡:Borg 71FL レデューサー:高橋RD-C0.72×
カメラ:SONY α7s ISO:2000
フィルター:IDAS HEUIB-Ⅱ
10秒露出×15コマの加算コンポジット処理

 画像処理したら尾っぽもなんとか写っちゃっています。まー何事も
試してみるもんですねー。いい加減にセッティングした赤道儀で
ISO:2000の10秒露出を15回繰り返すだけでこんだけ
写ったなら光害のないところでたっぷり露出してきちんと撮ったらすごい
彗星写真が撮れそうだ。月明かりがなくなって晴れる日が楽しみだ。



アイソン彗星撮ったどう [彗星]

 大彗星になるらしいアイソン彗星(C/2012 S1)、天文屋の哀しい性だろうか、
撮らずにおれないようだ。11月5日夜から6日未明にかけて北部九州快晴の予想、
月明かりもなくこりゃもう星撮りにいくしかないでしょ。
C14での他の天体の撮影終了後、Borg 71FLに変えて撮影してみた。

ison-2013-11-06.jpg

日時、時間:2013年11月6日 4時18分〜45分
場所:福岡県東峰村小石原焼き伝統産業会館
望遠鏡:Borg 71FL レデューサー:高橋RD-C0.72×
カメラ:OLMPUS PEN mini E-PM2
3分露出×8コマの彗星核基準の加算コンポジット処理

うーん、写りがショボーイ。個人的には大彗星にならない気がする。


パンスターズ彗星撮ったどう その2 [彗星]

 パンスターズ彗星、ショボーイと思いながら天文屋の性でしょうか。ついつい撮って
しまいます。

Panstars-1.jpg

撮影日時:2013年5月12日 3時13分から
撮影場所:大分県日田市椿ヶ鼻ハイランドパーク
カメラ:EOS Kiss DegitalX
望遠鏡;Borg 71FL レデューサー高橋RD-C0.72X
露出時間:3分X7コマ
備考:ノータッチガイド、彗星核コンポジット、前回よりも1コマの露出時間を2分→3分にしてみた。





パンスターズ彗星撮ったどう [彗星]

 5月4日、夜晴れそうなので久しぶりにヒゴタイ公園に星撮り出撃した。
いつもの小石原伝統産業会館駐車場はこの時期、陶芸祭があって天文屋
以外の車があってだめそうなのだ。パンスターズ彗星、近日点通過後だいぶ
日が立って暗くなっているようで、今の時期周極彗星となって北極星の下に
あるようで双眼鏡で探したが見つからなかった。赤道儀では北極星の下に
ある対象を撮るとカウンターウエイトが上に来て、カメラが下になり、そも
赤道儀のモーター部分が干渉しあって撮れない状態だったが2時くらいに
なって撮れそうな状態になった。でBorg71FLを彗星があるという向きに
向けて30秒露出で試し撮りしたら隅に写っていたので中央に導入して撮った
のがこれだ。

Panstars.jpg
撮影日時:2013年5月5日 2時15分から
撮影場所:熊本県産山村ヒゴタイ公園
カメラ:EOS Kiss DegitalX
望遠鏡;Borg 71FL レデューサー高橋RD-C0.72X
露出時間:2分X8コマ
備考:ノータッチガイド、彗星核コンポジット
撮った印象:なんてしょぼい彗星なんだ!