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Sony α7sのStar Eater問題の検証 [カメラ]

 昨日夜は良く晴れそうだったのでもちの論で小石原へ星撮り出撃したので
あった。土曜の夜ということでもあり、お仲間が結構いて各自星撮りに
勤しんでおりました。
 さてYouTubeを見ておりましたら某氏が「Sony α7sにはStar Eater問題が
あって星撮りには適さず手放した。」という話があり、Star Eater問題
というのはTimer30秒では正常に写る微光星がBULB30秒では写らない
(消えてしまう)という現象みたいなのがあって気になっていたのだが
今回の星撮りで対象が昇るまで時間があったのでこの現象を検証してみた。
Sony α7sにNikon ED180mm f/2.8を装着し絞りF5.6でM41をBULB30秒と
Timer30秒で撮って中心部分をステライメージ8で200%拡大して
画面キャプチャーしてみた。JPGでは
StarEaterJpeg.jpg

Rawでは
StarEaterRaw.jpg

比べたら微光星の写り方に歴然たる差異があるのがわかる。私の推測だが
BULB撮影ではより長時間露光を意識してノイズ処理を強力にしている結果、
微光星を輝点ノイズと判断して消しているように思われる。これを問題に
する人はシャープで優秀なレンズで切れ切れの星野写真を目指す人だと思う。
幸い私の天体写真スタイルは長焦点が主なのでStar Eater問題が気になる
ことはなかった。逆に300mmで網状星雲を撮っているときなどは
微光星が写りすぎて星雲がかすんでしまいむしろ微光星が写らないほうが良い
とさえ思ったものだ。結局、各自の目指す天体写真のスタイルによって
致命的欠点だったり無問題だったりする内容だと思う。


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