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QHY5L-Ⅱをオートガイダーとして使ってみる(室内テスト編) [カメラ]

 昨日買ったQHY5L-Ⅱは惑星撮り用として買ったのだがオートガイダー
としても使えるらしい。私は長年オートガイダーとしてSBIG STVを
使用してきて今日までほとんど不都合なく機能しているが1点だけ不満が
あり、C14のオフアクシスガイドでガイド星の上限が8.8等星までで
それ以上暗いガイド星しかないときはその天体の撮影を諦めざるをえない。
確かSTV自体が1990年台後半に発売された製品なので今日の
オートガイダーから比べると感度が低いと思われる。それでSTV以上の
感度があるならばQHY5L-Ⅱをオートガイダーとして使うのもありかと
思ってしまった。しかし梅雨空で当分星空は望めそうにないので
ダンボール箱に50mmカメラレンズをはめ込み、反対側にボール紙に
鍼穴をあけたボール紙を張り付けて疑似ガイド星を作って動作確認してみる。
QYD5LGP2.jpg

動作確認はお気軽撮影で使っているVixen GP2赤道儀に
http://mugauchu.blog.so-net.ne.jp/2015-08-16で紹介した自作
コントローラ、実はオートガイダー用端子も増設しておいたのだが
動作確認をしていなかったのでこの機会に動作確認しておく。
テストはパソコンでオートガイドソフトのPHDGuidinngのマニュアル
ガイド操作信号がQHY5L-Ⅱ経由で自作コントローラに伝わり
赤経、赤緯モーターが動くかどうかなのだが動かない。いろいろ
テスターで調べれみたら、QHY5L-Ⅱのオートガイド端子は5番
COM,6番N.C.なのだが自作コントローラ側は反対になっていて
COMが接続されてない状態だった。これじゃ絶対動かないということで
仕方なく自作コントローラを分解して5番端子をCOMにする
半田付けをした。で組み立てて元に戻すと自作コントローラが
全く動作しなくなって、原因調査のため、また分解するはめに
なった。すったもんだの検査のすえ電源ラインの半田付けが不完全、
イモ半田状態で接触不良を起こしていたようだ。で半田付け直し
無事動作するようになった。これで実際の星で試用したとき
全く動作しない事態だけは回避できるだろう。まあ、本当、自作したら
テストはきちんとしとくべきだと実感した一日であった。


タグ:QHY5L-Ⅱ
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