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M42をお気軽ベランダ撮影 [天体写真]

 昨日は良く晴れそうだった。がーしかし月齢17ではさすがに星撮り出撃
する気にならず、月出までの時間、お気軽ベランダ撮影でM42付近を
撮って見た。なにしろ150万都市福岡の地理的中心付近に住んでいる
ので2等星がやっと見える空で天体写真を撮るとISO400、30秒
露出でこのありさま、
Ori150225-1.jpg

撮影日:2016年2月25日
撮影時刻:19時19分〜、露出30秒
撮影地:福岡県、福岡市南区
撮影機材
赤道機:Vixen、GP2
レンズ:Borg 71FL レデューサー:高橋RD-C0.72×
カメラ:SONY α7s ISO400
filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
画像処理:JPEGのリサイズのみ

こんな光害地で天体写真を撮るとこうなるという見本のような
写りだ。それでも8フレーム撮って無理無理画像処理してみる。
Ori160225-4.jpg

まあ、見れないことはないできになる。次にせっかくIDAS LPS-D1
という対光害フィルターを所有しているのでそれに換装して撮ってみる。
Ori150225-2.jpg

色が大きくマゼンダに傾いてしまった。そこでカメラのカスタムフィルター
設定を変えて背景ができるだけニュートラルグレーになるよう撮ってみると
Ori150225-3.jpg

背景の輝度レベルが4割くらい下がって明らかに対光害フィルターの
威力を発揮しているのがわかる。で同じように7フレーム撮って
画像処理してみると
Ori160225-5.jpg

あれれ、対光害フィルターの有無はあんまり関係ない仕上がりになった。
まあ、良く考えれば1フレームの露出時間は同じなので星や星雲の光の量
自体同じと考えることができるので結果も似たようになると考えられる。
ということは対光害フィルターを有効に使うためには光害をカットした分
より多くの露出をかけることができるはずだから1フレームの露出を延ば
して星や星雲の光の量を増やさないと違う結果にならないということか。


タグ:LPS-D1 M42
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