今年も頑張るのだ

　今年もぐだぐだと「無我宇宙の天体写真ギャラリー」に作品を
アップし続けるのだー。良かったら見に来てやってつか〜さい。
（最近、マッサンの見過ぎ）
　さて今月の作品アップは
NGC１４９１：http://www006.upp.so-net.ne.jp/mugauchu/N1491-A7S.HTM
トラベジューム付近：http://www006.upp.so-net.ne.jp/mugauchu/Trapezium-A7S.HTM

　ところでSONY　α７ｓを購入して６ヶ月経つがこのデジカメを使用して
感じるのは新しい天体写真の撮り方ができるということだ。例えば、このデジカメを
使えば今回アップしたトラベジューム付近のようにノータッチガイドの数秒露出で
撮影し後はコマ数を数多く撮影して作品にする手法が可能なのだ。一般に８００ｍｍ
以上の長焦点の撮影では長時間、正確にガイドをするのが困難でガイド鏡を用いた
方法は長焦点になるほど難しくなるので　オフアクシスガイドを採用するのが一般的
なのだが　ニュートン反射では接眼部の都合でオフアクシスガイドを採用できない
場合が多い。ところがSONY　α７ｓをISO設定４０００〜４００００で星像が
点像になってる限界まで露出を延ばしてノータッチガイドし、コマ数を数十コマ
撮影してコンポジットする方法で作品作りすることが考えられる。この方法で
どれだけ淡い対象に通用するか不明であるが明るいメシエ天体なら十分では
なかろうかと思われる。眼視用にニュートン反射望遠を所有している人は
試してみてほしい。また、α７ｓでなくても高ISO設定できる最近のデジカメも
可能性があると思うので試す価値ありだ。

タグ：SONY α7S トラベジューム NGC1491