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一晩で4惑星を撮る [惑星]

 昨日はGPVのご託宣もよし、衛星画像を見ても流れて来そうな雲もなし
ということで夜は絶対晴れると確信して小石原へ星撮り出撃したのであった。
 現地に18時半に現着し望遠鏡を設置し終わる頃に一番星の金星が見えたので
早速撮ってあげたのでだった。
Ven2018-7-14.jpg

撮影日:2018年7月14日 19時51分~
望遠鏡:C14
接眼レンズ:Or25mm
カメラ:QHY5L-Ⅱ
67秒動画をAutoStackertでスタック Regstax66で画像処理
 金星は前回撮影から2日しか経っていないので欠け具合はほぼ変わりない。
次に木星を撮る。
Jup2018-7-14-1.jpg

撮影日:2018年7月14日 20時29分~
望遠鏡:C14
接眼レンズ:Or25mm
カメラ:QHY5L-Ⅱ
2分17秒動画をAutoStackertでスタック Regstax66で画像処理
さらに26分後
Jup2018-7-14-2.jpg

おまけでさらに15分後
Jup2018-7-14-3.jpg

 少し時間が経っただけで模様が変わっていく様子がわかって面白い。
そうこうしていると土星も南中付近にやってきたので土星を撮る
Sat2018-7-14.jpg

 久しぶりにやっとまともな土星像を得ることができた気がする。 
 撤収際になると火星もほぼ南中しているので久しぶりに撮ってみる。
火星画像1
Mar2018-7-14-1.jpg

撮影日:2018年7月15日 1時13分~
望遠鏡:C14
接眼レンズ:Or25mm
カメラ:QHY5L-Ⅱ
1分56秒動画をAutoStackertでスタック Regstax66で画像処理
 現在、火星には砂嵐が吹き荒れていて木星や土星と同じ調子でwavelet変換を
するとほとんど模様が浮き上がらせることができない。縁が変になるのを
承知で強めにwavelet変換をしてみると
火星画像2
Mar2018-7-14-2.jpg

いろいろ画像処理で悩んでいると画像処理の悪知恵が浮かんできて
実行してみる。まず火星画像2をフォトショップのトーンカーブでレベルを
255→245にする。次に火星画像1と比較暗操作すると
火星画像3
Mar2018-7-14-3.jpg


中心部分は火星画像2が縁は火星画像1が採用されていい感じの
火星像ができあがっちゃったのだ。
 ちなみに眼視で火星を見ると極冠以外の模様は確認できず本当に
光るただのオレンジボールにしか見えなかった。せっかくの大接近
なのに残念な見え方であった。





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