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Sony α7sのダークノイズを調べる [カメラ]

 すっかり梅雨空続きで天文屋としてはなんとなく暇であります。そこで
暇つぶしにSony α7sのダークノイズが温度でどの程度変化するか、室温
23℃と冷蔵庫の中6℃でどのように変化するか調べてみた。ついでに去年
まで使っていたCanon EOS kiss digital Xと比較してみた。
両方のカメラをISO1600にして15分のダークノイズを撮り、その
Jpeg画像の中央部分で横×縦:400×300pixelを切り出してみると
a7sNoizeJpeg.jpg

Jpeg画像をみると明らかにEOSのほうがダークノイズが少ないように見える。
しかしJpeg画像はカメラの画像処理エンジンの画像処理の仕方によるので
ダークノイズのような極端に暗い画像をどのように処理するかは画像処理
エンジンの設計に関わる部分なのでダークノイズ量自体を判断することはできない。
それではRAWデータレベルで比較してみる。RAWデータをステライメージ7で
ベイヤー配列で読込んでレベル調整ダイアログでダークノイズの輝度分布を
みてみると
a7sNoizeTest.jpg

RAWデータのbit数がα7s=14bit、EOS=12bitなので最大輝度レベルが
それぞれ16384と4096になるのでレベル調整ダイアログでの最大値を
1/8にして輝度分布を見やすくしてある。この比較が本当に正しいか自信が
ないがα7sのほうが飽和輝度レベルに対するダークノイズ割合も小さく
ばらつき度合いも少ないことが分かる。



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